山崎 18年 ミズナラ 2017 エディション

  • HOME
  • ブログ
  • 山崎 18年 ミズナラ 2017 エディション

2018/01/29

日本のウイスキーのふるさと、山崎蒸留所は京都郊外の天王山のふもとにあります。
1923年、日本初のモルトウイスキー蒸留所を、サントリー創業者・鳥井信治郎が開設しました。
日本の風土と文化にあったウイスキーづくりを目指し、伝統の技を磨きつつ革新を重ねてきました。
山崎は茶人・千利休が茶室を設けたことでも知られる名水の地。四季の彩りと温暖・湿潤の豊かな自然環境が、まろやかで繊細なウイスキーを育んでいます。
また、2タイプの発酵槽、形状や大きさの異なる蒸留釜を使い、樽材や容量、前歴の異なる貯蔵樽を使い分けることによって、複数のモルト原酒をつくり分ける世界の類を見ない複合型蒸留所として、サントリーウイスキーの品質向上に努めてきました。

山崎ミズナラ2017エディションは、稀少なミズナラ樽で熟成した山崎モルトのみを厳選し、「これぞミズナラ樽の真価」と呼べる、高貴でオリエンタルな香味のウイスキーに仕上がっています。時を経ることでしか出会えなかった、シングルモルトウイスキー山崎ミズナラ2017エディションをどうぞご賞味ください。

これは箱の中に同封してあったサントリーの挨拶文です。
そして・・・
時を経て、輝きだした原石 ジャパニーズ・オーク「ミズナラ」 と題して

山崎蒸留所で使用するミズナラの樽材は日本の一部の地域でしか伐採されず、まっすぐに伸びたもののみが採用され、その樹齢は他の樽材に比べるとはるかに古いものです。戦後樽材の調達が困難になった山崎蒸留所では、日本産のオークである「ミズナラ」を用いて樽をつくりました。漏れやすく扱いにくい材質で、材の選別、製樽は苦労の連続でした。当時必ずしも高い評価を得られなかったミズナラ樽でしたが、長い間熟成を重ねることで原酒に寄り添いはじめることに気づきました。そして時を経たいま、ミズナラ樽は伽羅や白檀を思わせるオリエンタルな香味を纏い、世界中のウイスキーファンから高い評価を受けています。

山崎ミズナラ2017エディションは、サントリーが保有するごく僅かなミズナラ樽のなかでも18年以上長期に熟成させた原酒だけをヴァッティングしており、ミズナラ樽の真骨頂ともいうべきシングルモルトウイスキーです。

と、書いてありました。
この二つの文面からも分かるように、ジャパニーズウイスキーが世界中から認められるようになったのは、日本人の勤勉さがウイスキーづくりに出たからではないか・・・そう僕は思っています。
それと、山崎ミズナラ2017エディションがどれだけの手間を惜しまず出来上がったかという事。
10年前には考えていなかったであろうウイスキーブーム。
こんなブームになるのであればもっと仕込んでいたのでしょうが、本当に希少な数の1500本しか製造されていません。
空前のジャパニーズウイスキーブームで山崎や白州、余市、竹鶴などのウイスキーが特に持て囃される昨今、1500本の限定販売なんて入手困難。
困難というより、不可能。
そう思っていましたし、現実離れし過ぎていて関係のない話だとも思っていました。
ですが、何処でどうなったのか不可能が可能になり、スローで購入出来たのです。 
これは奇跡です!! ありがとう!!

テイスティング ノートには

香・・・豊かで華やかな香り立ち、伽羅、シナモン
味わい・・・なめらかで濃厚な甘さ、濃縮された味わい、ココナッツ、オレンジマーマレード
余韻・・・スパイシーさが印象的で長く続く、お香、伽羅、シナモン、酸味

サントリー チーフブレンダー 福興 伸二

そう綴られてありました。
というのも・・・
余りにも特別過ぎてどのタイミングで口開けしていいものやら、未だ検討中。
試飲も出来ていない状態なので、そのまま引用させて頂きました。

まだ先ですが、2年間未開封で取っておいて、10周年の時に開けようかなぁ・・・と